神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2015年7月30日 エリアトップへ

内水ハザードマップ 区内に1万5千部配布 HP上でも閲覧可能

社会

公開:2015年7月30日

  • LINE
  • hatena
内水ハザードマップを紹介する区職員
内水ハザードマップを紹介する区職員

 台風シーズンを迎え、豪雨が心配される季節になっているが、横浜市は今年3月に独自に調査・作成した「内水ハザードマップ」を、港北区を始めとした市内北部地域に現在、配布中だ。南部地域には昨年度、すでに配布済となっている。

 港北区には、50cm〜1mの床上浸水相当の内水が予想される錦が丘、菊名3丁目、富士塚2丁目などの7町会に約1万5000部をこの5・6月に配布した。手にした区民からは「注意するところが、ある程度は分かった。大雨時に参考にしたい」といった声が聞かれた。

日ごろの備えなども紹介

 同マップは、2004年10月に発生した台風22号で市が観測した1時間に最大76・5㎜の降雨を想定条件とし、下水道や水路からあふれ出る「内水」が起こり得る地域を区ごとに発行しているもの。縦84×左右60cmのカラー刷りで、片面には各区のマップ上に2cm未満から2m以上の内水想定区域を色づけ。もう一方の面には、雨水ますに落ち葉やごみが詰まらないようにするため清掃を勧める「日頃の備えの仕方」や、イラストを使いながら浸水の発生の仕組みや警報の種類などの情報を盛り込んだ「大雨が降ってきた際の対応方法」のほか、雨量や河川水位を確認できる市のホームページアドレスなども掲載している。

 市環境創造局下水道事業調整課は「市では1時間あたりの雨量が50〜60㎜に対応する下水道整備を進めているが、近年下水道の能力を超える大雨が増加している。このハザードマップは、それの対策を市民にとってもらうため作成した。活用してもらえれば」としている。

 このマップは、港北区役所の窓口で手入れることができるほか、ウェブサイトhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/naisuihm/でも閲覧できる。
 

<PR>

港北区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

日常小物の陶器展

日常小物の陶器展

大倉山で4月22日〜26日

4月18日

特殊詐欺2件のほか、自転車盗4件、オートバイ盗、自動車盗未遂、万引き等が発生

【Web限定記事】港北警察署管内

特殊詐欺2件のほか、自転車盗4件、オートバイ盗、自動車盗未遂、万引き等が発生

2024年4月1日〜4月7日の犯罪発生件数

4月18日

「子ども」「まちづくり」を意識

「子ども」「まちづくり」を意識

市「図書館ビジョン」策定

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook