台風シーズンを迎え、豪雨が心配される季節になっているが、横浜市は今年3月に独自に調査・作成した「内水ハザードマップ」を、港北区を始めとした市内北部地域に現在、配布中だ。南部地域には昨年度、すでに配布済となっている。
港北区には、50cm〜1mの床上浸水相当の内水が予想される錦が丘、菊名3丁目、富士塚2丁目などの7町会に約1万5000部をこの5・6月に配布した。手にした区民からは「注意するところが、ある程度は分かった。大雨時に参考にしたい」といった声が聞かれた。
日ごろの備えなども紹介
同マップは、2004年10月に発生した台風22号で市が観測した1時間に最大76・5㎜の降雨を想定条件とし、下水道や水路からあふれ出る「内水」が起こり得る地域を区ごとに発行しているもの。縦84×左右60cmのカラー刷りで、片面には各区のマップ上に2cm未満から2m以上の内水想定区域を色づけ。もう一方の面には、雨水ますに落ち葉やごみが詰まらないようにするため清掃を勧める「日頃の備えの仕方」や、イラストを使いながら浸水の発生の仕組みや警報の種類などの情報を盛り込んだ「大雨が降ってきた際の対応方法」のほか、雨量や河川水位を確認できる市のホームページアドレスなども掲載している。
市環境創造局下水道事業調整課は「市では1時間あたりの雨量が50〜60㎜に対応する下水道整備を進めているが、近年下水道の能力を超える大雨が増加している。このハザードマップは、それの対策を市民にとってもらうため作成した。活用してもらえれば」としている。
このマップは、港北区役所の窓口で手入れることができるほか、ウェブサイトhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/naisuihm/でも閲覧できる。
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