第三京浜港北IC 11月2日「上り出口」変更 300m先の川向線に移設
2016年度に完成予定の「横浜環状北線」の建設に伴い、第三京浜道路・港北インターチェンジ(IC)の利用方法が11月2日(月)午前0時から変更される。新たなICは現ICから新横浜元石川線を越え、約300m離れた川向線側(川向町493)に移設。第三京浜・保土ケ谷方面の「上り」から出口に向かう新ルートとして使用される。
北線は第三京浜・港北ICと首都高速横羽線・生麦ジャンクションを結ぶ約8・2Kmの自動車専用道路。完成すれば、新横浜から羽田空港までのアクセスが10分程短縮されるなど、横浜市北部と湾岸エリアとの交通網が向上する見通しだ。
来月2日から変更となる「上り出口」は、来年度末に北線と第三京浜を接続するまでの第一段階として東日本高速道路(株)関東支社や首都高速道路(株)、横浜市が整備を進めてきた。新たな保土ケ谷方面からの出口は新設された高架上の料金所を通過し、川向線に接続(左図参照)。
市道路局によると、11月1日から日付が変わる2日の深夜0時に変更する予定としているが、天候により延期になる可能性もあるという。2日以降、現ICは利用できなくなるが、玉川方面(下り)からの出口・料金所は現状のまま利用される。同局担当者は「切り替えで多少の混乱は予想されるが、周辺の交通に大きな変わりはない」と話す。
来夏には「下り出口」も今回の移設場所になり、来冬にはIC入口の整備を進め、最終的には出入口共に同所に集約される計画だ。
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