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港北区版 公開:2015年11月19日 エリアトップへ

区の新事業「港北つなぎ塾」でファシリテーターとして講師をつとめる 竹迫(たかば) 和代さん 日吉在住 46歳

公開:2015年11月19日

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 ○…ファシリテーターとは話し合いの場で、より本人の本音に近いことを言える環境をつくり、出た情報の”交通整理”をする人。答えを誘導したり、出したりするのではなく、会話が活発に行きかう場作りに心を砕く。「港北つなぎ塾はまだどうなるかわからないけれど、課題意識をもって来る人たちの心にあるタネ引き出していければ」と意気込む。

 ○…教育学部に所属していた大学時代。教師が生徒に指導するだけの決められた授業ではなく、生徒と一緒に考えていく手法があることを知った。「衝撃的だった。恩師の教授から教わったんです」。恩師について、さまざまな話し合いの現場に立ち会う中で、地域の人たちの「まちをよくしたい」という情熱に惹かれた。卒業後、横浜市の住民参画事業にも携わるように。今回の「つなぎ塾」もその縁によるものだ。

 ○…福岡県出身。「高校生活は本当につまらなかったなぁ」と当時を振り返る。将来の目標もないまま、入試のために勉強する毎日。決められた選択肢の中で選ぶことが嫌いで、学校の部活動に所属せず、自分たちでバンドを立ち上げた。「今はもっと勉強しておけばよかったなと思ったりするけどね」とほほ笑む。現在は小2、小4、小6の3人の娘の母。日常の中で、こぼれるように出た一言を聞くことを大切にしている。「一緒の時間をとるために、娘とお風呂やトイレに入ることも」とにっこり。

 ○…これからは「ファシリテーターを増やしたい」と話す。その中での一番のターゲットは”子育て中のお母さん”。「お母さん業は子どもの本音を聞き出して、そっと背中を押す。みなさん、日常の中でやっているんです」。その力を地域に活用させたいと願う。「若い人たちに参加してもらうことで、より柔らかくてあたたかな地域づくりができるようになると思うんです」。終始優しい口調が印象的だった。

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