商品を受け取る利用者（イメージ）
東京急行電鉄（株）と（株）東急ストアは12日、東急東横線綱島駅改札前に設置した冷蔵ロッカーの運用を開始した。同社によると、冷蔵ロッカーの駅構内設置は日本初という。
このロッカーは、東急ストアの店頭商品が自宅に届けられる「東急ストアネットスーパー」の関連サービス。通常は配送スタッフが自宅まで届けてくれるが、自宅を留守にしがちな利用者が仕事帰りなど都合のよい時間に商品を駅で受け取ることができるもの。同社によると、「職場や電車で注文し、駅前で受け取りたい」といった顧客ニーズに対応したもので、「今回は秋頃までの試験運用を予定しているが、状況を判断しながら他駅でも増設を検討する」とした。
綱島駅に設置された受け取り口は全10個で、そのうち６個が冷蔵機能に対応している。利用時は、注文日から７日先までの日時を指定。利用料は１回３２４円だが、２５００円以上（ロッカーで受け取る商品）の購入で無料となり、３月31日までは１５００円以上購入で利用料が無料になる。
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