県政報告148 若者の活躍、応援する社会に 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
春のように暖かで過ごしやすいお正月でしたが、月曜日には横浜でも初めての積雪がありました。きょう21日は「大寒」。一年で最も寒いといわれる時期です。体調管理にご注意下さい。
*選挙年齢18歳に
さて年明け早々、北朝鮮の水爆実験やテロ、紛争のニュースが相次いで伝えられ、平和を守ることの大切さ、難しさを強く感じている方も多いことでしょう。
平和の問題のみならず、私たちのくらしのありとあらゆることが政治と繋がっています。消費税や社会保障、教育や福祉など、どれも私たちの暮らしと切り離せない問題です。しかし政治への関心は薄いのが現状で、昨年の統一地方選挙でも、横浜市内の投票率は40%前後でした。また年齢が若いほど投票に行かない傾向があります。
公職選挙法が改正され、今年の参議院選挙から18歳・19歳の方も有権者、選挙運動もできるようになります。県は平成23年度から全県立高校で「シチズンシップ教育」を実施し、よりよい社会づくりに積極的に関わろうとする姿勢を養うための取組みを進めています。例えば政治への関心を高めるため、参議院選挙の機会を利用して全校で「模擬投票」を実施。候補者の考え方を調べるなどの学習を行った事例もあります。
神奈川では、政治、司法・消費者・道徳の4本を柱として、シチズンシップ教育の充実に努めています。
「見ざる・言わざる・聞かざる」ではなく、しっかり見て、聞いて、考え方を示す-大人の私たちも、社会を担う一員として、良い後ろ姿を見せていかなければなりません。
*働くときのルール
若い世代が働く場面で、さまざまなトラブルを経験することがあります。中でも大きな問題となっているのが、「ブラック企業」「ブラックバイト」。社会経験が浅く、「働くルール」についての知識が十分でないことや、せっかく就職したので辞めたくないという気持ちから、不当な労働を強いられるケースがあります。
こうした被害から若い世代を守るために、県では若者向けのパンフレットを作成し配布しています。
また「かながわ若者就職支援センター」では、30歳代までの仕事を探している方の就職活動の悩みや疑問について経験豊富なキャリアカウンセラーが相談を受けており、一人ひとりに合わせたきめ細かいアドバイスで成果を上げています。
未来を担う若い皆さんを応援するしくみは県や市町村にたくさんあります。一人で悩まず、応援団を見つけて相談することも大切。
是非活用して下さい。そして生きがいある人生を歩んで頂きたいと思います。
■かながわ若者就職支援センター
【電話】045・410・3357
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