国産小麦をPR 麦踏んで「丈夫に」 高田町の農園で体験会
麦の芽を踏みつけることで根を丈夫にする「麦踏み」が2月11日、高田町にある藤田農園で行われた。霜柱で根が浮いてしまうこの時季ならではの作業。国内消費量の約9割が輸入品という現状の中、珍しい国内産小麦の存在を知ってもらおうと、ボランティア団体「えんがわの家よってこしもだ」(増井佐緒里代表)が同園と協力して主催している。体験に参加した16人は、約2千平方メートルの敷地に植えられた芽を畝ごとにギュッギュと踏みつけた。下田町在住で母親と一緒に参加した6歳の女児は、「土が思ったより柔らかく、足が取られたけど楽しかった」と話した。麦は今年10月頃までに製粉される予定。
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