綱島西で「まつむらフォトスタジオ」を経営する写真家の松村賢浩(たかひろ)さん(32)が、「神奈川県写真師会コンテスト」で県知事賞(金賞)に輝いた。
選ばれたのは、同店顧客の5人家族の自然な笑顔を切り取った1枚。タイトルは『みんなが笑顔の主役』。子どもの進学祝い記念に撮影したもので、末娘を父親の膝に座らせ、いつもの家族の雰囲気を浮かび上がらせた。
「そのまま切り取る」
自身も2歳の娘をもつ父親。「堅苦しい表情の写真じゃつまらない。その家族にしかない距離感や雰囲気を引き出し、そのまま切り取るのが何より楽しい」と松村さんは話す。
県内の写真館を対象に、年1回行われる同コンテスト。松村さんは10年近く家族写真で応募している。銀賞・銅賞経験はあったが、金賞受賞は念願だった。応募総数は171点。「5人全員の笑顔を引き出せた」と手ごたえを振り返った。
家族写真を中心に、友人同士、今流行りのマタニティ写真など、扱うジャンルは幅広い同店。約50平方メートルのスタジオの壁には、生まれたての孫を抱いて微笑む祖母や卒園記念の仲良し7人組、そっくりないとこ同士など、たくさんの”笑顔”が飾られている。
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