広報誌を持つ町内会メンバー（中央が吉田会長）
師岡地区連合町内会（吉田博史会長）が広報誌「わが町師岡」をこのほど一新し、５千部を作成、町内会加入世帯のほか、未加入世帯や近隣町内会、港北区役所にも配布した。手にした人からは「とても見やすく、親しみがもてた。読むのが楽しくなった」と好評を得ている。
これまで同連合町内会は３種類の広報誌を発行していたが、内容的に重複している部分が多かったことから、それを１つにまとめ、充実させた形だ。
今年１月から町内会メンバーで構想を練りはじめ、原稿作成、寄稿文の執筆依頼、パソコンを使ったレイアウトなど、すべてを自分たちの手で行ってきた。
リニューアルした広報誌は、Ａ４サイズ、16ページ。カラー刷りで写真を多用し、見やすいように心配りされた作り。巻頭ページは、同地区在住の鈴木聡さん宅にあった明治８年の師岡の地図のほか、環状２号線が開通する前、１９６７年の田園風景の貴重な写真などを載せ、地域の歴史を紹介している。
続いて「打越」「南」「仲」「表谷」の４町内会の活動報告や、子育て、防犯、高齢者支援、スポーツ振興などの地域活動を担う事業部の紹介をしている。
吉田会長は「新住民が増えており、特にそうした人たちにこの広報誌でまちの歴史を知ってもらい、愛着を感じてほしい。今後も継続して発行したい」と笑顔で話している。
希望者には贈呈も。問合せは海老原さん【携帯電話】０８０・４１５８・６１９６。
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