17年3月に開通予定の横浜北線の建設に伴い、第三京浜道路・港北インターチェンジ(IC)の「入口」が12月12日の午前4時から変更された。これまで「出口」があった川向線側(川向町)に入口も集約され、来年3月には北線と第三京浜がつながる予定だ。
北線は第三京浜・港北ICと首都高速横羽線・生麦ジャンクションを結ぶ約8・2Km(内トンネル部約5・9Km)の自動車専用道路。完成すれば、新横浜から羽田空港までのアクセスが10分程短縮されるなど、横浜市北部と湾岸エリアとの交通網が向上する見通しだ。
「右左折」が逆に
今月12日から変更となった「入口」は首都高速道路(株)神奈川建設局とNEXCO東日本、横浜市が整備を進めてきた。新たな入口は新横浜元石川線、IKEA港北店側の港北ニュータウン方面からは「港北右折立体橋」を通行する。一方、日産スタジアムのある新横浜方面からは左折専用レーンで料金所入口を目指す。港北ニュータウン方面、新横浜方面の両方向共に、信号で止まらずに入口に行けるので変更前よりスムーズに通行できる見通しだ。
また、港北IC出口を通過し、右折した川向線は現在の右左折1車線ずつが、右左折それぞれ2車線の計4車線になるため、新横浜元石川線に出る交差点を利用する車両の渋滞緩和にもつながると推測している。
首都高速道路(株)神奈川建設局担当者は「これまでの入口利用とくらべ、右左折がそれぞれ逆になるので、現地の標識や路面標示に従って通行してほしい」と注意を促す。
今回の港北IC入口変更を受け、都筑警察署交通課の交通総務係は「利用者が慣れるまで少し時間はかかるかもしれないが、信号手前に右折立体が整備されたのでスムーズに通行できるのでは」と話している。
港北IC入口が新料金所に切り替わり、旧料金所は閉鎖となる。来年3月には北線の整備が完了し、開通予定。将来的には横浜環状北西線の整備で、港北ICと東名高速道路・横浜青葉ICが直結される見通し。
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