港北区版 掲載号:2016年12月22日号
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横浜市 通学路の安全対策を強化 緑色路側帯、33カ所新設へ

社会

通学路などの「あんしんカラーベルト」
通学路などの「あんしんカラーベルト」
 横浜市は通学路の安全対策費として、第4回市会定例会に1億円の補正予算を計上した。10月28日に港南区で発生した登校時の児童死傷事故などを踏まえ、運転者および歩行者に、より一層、交通安全の意識を高めてもらおうと「あんしんカラーベルト」などを市内33カ所に新設、また全18区で同ベルトの補修を予定する。

 補正予算案で出された安全対策は、道路の路側帯を緑色に塗り運転者に注意を促す「あんしんカラーベルト」の新設・補修を中心に、ガードレールや横断防止柵、路面標示などを整備する内容。カラーベルトの新設は総延長で約5・9Km、補修は約18Kmにおよぶ。

 カラーベルトは歩道と車道が分離されていない幅およそ6m以上の道路を対象に、緑色の路側帯を拡幅することで車道幅員を狭くし、車両のスピード抑制を期待するというもの。

 10月末に港南区で発生した登校中の児童の列に車両が突入し1人が死亡、6人が重軽傷を負った事故を受け市道路局は、事故原因の究明を待ちつつも「1人の子どもが亡くなった事実は重い」として、すぐにできる通学路の安全対策を検討、1カ月余りでまとめた。

地域の要望反映

 対策内容や実施場所は、市立全341小学校に設置されている「スクールゾーン対策協議会」からの要望をもとに選定。この協議会では、学校をはじめ警察や区役所、土木事務所、保護者、自治町内会など、通学路に関わる機関・団体が横断的に参加し年1回夏休み前に話し合いを行っている。

 今回の対策は、各協議会から18区の土木事務所に出されていた要望を道路局が改めてヒアリング、その内容を踏まえて予算化した。

 追加の安全対策予算化を受け、市立小学校長会の大塚俊明会長(山元小=中区=校長)は「現場を預かるものとして、ありがたい」と評価した。

 中区内小学校の通学路で、登校時の見守りを行う地元町内会交通部長の平野彰さん(66)は「通学路の安全は、保護者や地域住民の働きがあってこそ。町内の方々の気配りが大切」と、ソフト面の充実化を指摘する声もあった。

 道路局は、今回の補正予算事業とは別に、長期的な通学路の安全対策の一環として、市内48カ所で道路の拡幅にも取り組んでいる。

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