港北区版 掲載号:2017年1月12日号
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新羽車両基地 運営事業予定者が決定 食、スポーツ施設誕生へ

社会

現在の車両基地外観
現在の車両基地外観
 横浜市交通局はこのほど、新羽車両基地有効活用の事業予定者を「食品館あおば」などを展開する株式会社ビック・ライズ(青葉区)に決定したと発表した。食とスポーツの交流基地をテーマに2018年4月オープン予定。周辺住民は「皆が集える憩いの場になれば」と期待を寄せている。

 1996年に使用開始された新羽車両基地は、北新横浜駅付近に立地しており、地上3階建てで、敷地全体で約6・7ヘクタールの広さを有する。2階部分が市営地下鉄ブルーラインの車両基地となっており、貸し出しが計画されてきたのが高架下部分と屋上の合わせて約4・5ヘクタールだ。長年にわたり活用法を検討してきたが、今回ようやくまとまった形だ。

 15年度から公募を開始した市は、文化・スポーツ・商業施設など広く提案を募集。中でも、地域住民が利用できる施設の設置や地域貢献への取り組みなど賑わいの形成につながる事業計画を求めていた。結果2社からの応募があり、青葉区に本社を構え、横浜市内を中心に「食品館あおば」など29店舗のスーパーを展開する(株)ビック・ライズ(代表取締役 中嶋哲夫)を事業予定者として決定した。

 同社が提案した施設計画は、1階高架下に物流センター(約1万770平方メートル)を整備。3階屋上部分には飲食店運営のノウハウを生かしたレストラン・カフェのほか生鮮物を扱うマルシェ広場(約1470平方メートル)を設置する。また、屋上公園(約1500平方メートル)、スポーツ施設(約8316平方メートル)を新設し、賑わいを創出するというもの。さらに、災害などの緊急時には地域に寄与することも盛り込まれている点が評価された。

 同社は「市と協議を重ね、屋上公園を中心に憩いの場となることを目指す」とコメント。オープン予定は18年4月となる。

地元は期待と不安の声

 地元からは期待と不安の声が寄せられている。新羽町連合町内会の大谷佐一会長は「多くの車が出入りするようになるので安全面では不安。地域のグラウンドゴルフ大会の開催など施設活用を協議していきたい」と話した。

 また、新羽車両基地の上部利用計画について区に要望書を提出していた大倉山夢まちづくり実行委員会の植木貞雄代表は「市民の健康増進のキースポットになれば」と期待を寄せた。

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