春の火災運動最終日の3月7日、新横浜さわやか苑(相内邦夫施設長)で消防訓練が行われた。主催は新横浜さわやか苑、大豆戸町内会、ワゲン新横浜。2007年にこの3者で消防協定を結んでから10回目の開催になる。
当日は避難訓練のほか、はしご車による救助=写真=や消火活動なども行われた。自分で行動することが困難な高齢者が多く入居している同施設。高層階にいる入居者がスムーズに避難できるよう、はしご車訓練は必ず毎年行っているという。
消防隊員が被災者を背負い、ロープを使って屋上から下りる救助も実施。壁をつたって素早く下りる様子は圧巻で、大きな拍手が湧き上がった。
見学に来ていた大豆戸小の3年生は、固唾を飲みながら訓練の様子を見守っており、「将来消防士になりたい」という声があがっていた。
大豆戸町内会の篠崎元彦会長は「施設内で十分に気を配ってくれているので、一度も火災が起こったことはない。こうした日頃の心構えが大切。昼間だけでなく、寝ている間にも起こりうるので、今度は夜間の訓練を試みたい」と話した。
近年、港北区では火災が増えており、火に気付くのが遅かったり逃げ遅れたりしたことで、昨年には22人と多くの負傷者が出た。今年1月には2人の死亡者も。
港北消防署の武笠基和署長は「けがをしないために、いかに早く逃げるかが重要。消防車がつく前に避難誘導を行い、的確な情報をお伝え頂くことが必要です。ハンドマイクを使った明確な指示出しはとても良い対応でした」と訓練を振り返った。
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