横浜市はこのほど、11月4日に行われるラグビー日本代表テストマッチ(対オーストラリア代表)の試合会場が、区内の日産スタジアムに決定したと発表した。同スタジアムでラグビーの日本代表戦が開催されるのは初。市では「2019年のラグビーワールドカップに向け、機運を高めたい」としている。
同スタジアムは、19年に開催されるラグビーワールドカップ(以下、W杯)の決勝戦会場にも決まっている。市はその開催都市として神奈川県と共同で準備を進めており、大会に向け機運を高めるためにも、「ビッグゲームの開催を望んでいた」(市民局スポーツ振興課・守屋大介担当課長)。
オーストラリア代表戦の主催は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会。市はこれまで、代表戦のような注目度の高い試合を同スタジアムで開催することを協会に求めてきた経緯があり、協会側の「W杯の試合会場で代表戦を行いたい」との意向と一致し、今回、開催が実現した。
オーストラリア代表は、ワールドラグビーランキング3位(3月15日現在)の強豪チーム。ワールドカップでは優勝2回の実績を残している。日本代表の過去の対戦成績は0勝8敗。
ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは「日産スタジアムは『ラグビーワールドカップ2019』の決勝戦が行われる会場でもあり、選手たちは世界の強豪チームのひとつと、そのような意義のある会場で試合を行う機会を喜び、楽しみにして待つでしょう」などと協会を通じ、コメントを出した。
試合時間やチケット情報は決まり次第、発表される。
記念イベントも
この一戦にあわせ、市では記念イベントも予定している。内容・日程等の詳細は未定だが、ステージイベントや元ラグビー日本代表選手を招いたトークショー、子ども向けのラグビー体験コーナーといった案が出ているという。「一人でも多くの市民の皆様に、W杯の会場で、生のラグビーの迫力と魅力に触れていただきたい」(守屋さん)。
市では、これまでもW杯に向けた取組みとして、さまざまな企画を行ってきた。
市立小学校にラグビー選手を招き子どもたちと直接触れ合う事業や、「決勝戦1000日前イベント」として体験・トークイベントを実施した。他にも、市内で行われるイベントで、W杯のPRブースを出展してきた。
守屋さんは「(W杯の)開催地の自治体として、責任を持って盛り上げていきたい」と話している。
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