県政報告166 「子どもの笑顔」続く社会に 県議会議員かながわ民進党県議団 はかりや珠江
みずみずしい若葉の季節。明日は「子どもの日」ですね。住宅事情が変わり、大空を泳ぐこいのぼりの姿はあまり見かけなくなりましたが、子どもたちの笑顔が消えることのない社会であってほしいと願わずにはいられません。
「子どもの貧困対策」については県の新年度予算でも充実が図られました。しかし行政の取組みだけでは、きめ細かなニーズ把握や子どもたちの発する「SOS」を受け止めサポートすることは困難です。
*「子ども食堂」は居場所
こうした中、全国で「子ども食堂」を立ち上げる動きが加速化しています。運営主体やそのあり方は様々ですが、港北区でもすでにいくつものグループが活動を始めています。
「子ども食堂」というと子ども専用といった狭い解釈をされがちですが、「地域の居場所」として、子育て中のママと赤ちゃん、小学生から中学生、高校生、一人暮らしの高齢者など、対象も多様で、柔軟に運営されているケースが多いようです。また「地域の遊び場活動(プレイパーク)」が居場所としての機能を果たしている事例もあります。
一緒に食事をしたり、遊んだりする中で、ふと子どもが発する言葉や態度、あるいは悩みを抱えた人が漏らすつぶやきが、行政では把握しきれない「SOS」である可能性もあるのです。
*孤立を防ぐ
困ったことがあるとき、身近に相談できる人がいるのはとても心強いことです。しかし昨今は単身世帯も増え、年代にかかわらず困れば困るほど引きこもり、地域とのつながりを持たず孤立化するケースが見受けられます。
自分一人ではどうしようもないと追い詰められ、自殺や虐待などにつながる場合もあります。
自ら助けを求めることができず孤立し困窮している人をさりげなく見つけて、必要なサポートをしようというムーブメント。「子ども食堂」や「プレイパーク」は、まさにその入り口。地域の中にこうした「気軽にふらりと立ち寄れる場所」が増えることは、子どもだけでなく、どの世代にとっても大きなメリットがあるのではないでしょうか。
*貧困の連鎖をなくすため
子どもの貧困問題は、親世代の雇用問題や住宅事情、保育や教育など、さまざまな課題が複雑に絡み合っており、次の世代に連鎖するといわれています。その連鎖を断ち切るためにも、親世代が安心して働けるよう保育や医療、教育の負担を小さくする必要があります。
子どもたちの笑顔は、周りを明るくしてくれます。
「ほんとの笑顔を増やしたい」という想いを胸に、これからも県の取組みが充実するよう努力を続けます。
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