市は2015年から、JICAの「セルビア国国家乳がん早期発見プログラム改善プロジェクト」に協力しており、今年度も市内各地で講義や視察を実施している。区内では、横浜労災病院が21日、セルビア共和国の医療関係者9人に向けた講義「チーム医療による乳がん対策」を実施した。
同院の千島隆司乳腺外科部長が講師となり、乳がんの早期発見が何故重要なのかを解説した。がんの治療はこれまで、生存率の向上が最も重視されてきた。それに対し千島氏は「女性の幸せは生き延びることだけではない。女性らしい人生に戻ること。そのためには早期発見が必要」と語った。現在日本での乳がん生存率は約85%。だからこそ残りの人生をどう過ごしてもらうのか、医師のみならず看護師、放射線技師、ケースワーカーなどチームで考えなければいけないと述べた。
講義のあとは、マンモグラフィー撮影室を視察。同病院から検査方法などの説明が行われた。参加者は意見を交わしながら、真剣に乳がんについて考えている様子だった。
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