7月11日、港北区小机のNPO法人「楠の木学園」(武藤啓司理事長)に、京都府議会の文化教育常任委員会に所属する議員12名が視察に訪れた。神奈川県教育委員会は、フリースクール等と平成17年より連携協議会を設置。不登校相談会を県内各地区で定期的に行い、その際、県内各フリースクールの情報提供も行っている。このような取り組みは全国でも先進的で、不登校児・発達障害者のためのフリースクールである楠の木学園は、横浜地区の代表委員となっているため、今回視察団が訪れたもの。当日は、県教委からの説明が行われた後、同学園の演劇の授業などを見学した。
背景には、昨年成立した「教育機会確保法」があり、不登校の子の教育機会確保のため、国や自治体が、必要な財政支援を講じることが盛り込まれているためだ。視察団は「今後は、家庭の費用負担の控除など支援の枠組み作りが重要」など話していた。
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