配信予定アプリ画面のイメージ
港北区はこのほど、「港北区防災情報アプリ」の導入に向けて開発をスタートさせた。
同取り組みは、２０１７年度の重点事業として位置づけられている「災害に強いまちづくり推進事業」の１つで、開発予算額は２５０万円。土砂、洪水、地震発生時などに区の防災情報を発信するもの。区総務課は「18年３月までの配信を目指す」とし、区単位の防災情報アプリの導入は市内初だという。
より多くの区民に防災情報を提供することにより区民の防災意識の向上と適切な災害対策へつなげていくことが求められる中で、アプリ作成の目的を「災害時の避難所などの情報を提供し、混乱防止と円滑な避難誘導を図る」と、話す。
機能やコンセプトとしては【1】スマートフォン機能を活用し、地図と現在地をリンクさせる【2】各種防災情報をまとめて入手できる【3】スマートフォンに対応した画面構成により、使いやすさを追求する、としている。また、東日本大震災の時に帰宅困難者が発生したことを教訓に、「区民モード」のほかに「帰宅困難者モード」を用意される予定だ。
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