横浜市と(株)イーオンは、開港記念会館(中区)で8月29日と9月13日の2日間、観光事業従事者を対象とした「おもてなし英語セミナー」を実施した=写真。
横浜市は訪日外国人旅行者が安心して滞在できる環境づくりを進めており、同社と協働で取り組む連携協定を今年2月に締結した。今回のセミナーは協定に基づいて初めて開催されたもので、同社が培ってきた英会話指導のノウハウを生かし、日本人従業員の英会話スキルを向上させることが目的だ。
8月29日に行われた第1回目には46人が参加。同社のクリストファー・ジョーンズさんがあいさつや観光名所への道案内方法など、コミュニケーションに不可欠な基礎的英会話表現を約2時間半にわたって指導していた。
セミナーに参加したホテル勤務の男性は「実用的な英会話を学ぶことができた。最近、海外からの観光客が増加している。しっかりと英語でおもてなしができる体制を作りたい」と意気込んだ。また、ジョーンズさんは「今後、東京五輪などで海外からの観光客も増える。英語に対する苦手意識を払拭し、英語の楽しさを伝えられたらうれしい」と話した。
市の担当者によると、今後も、同社と英語を学ぶセミナーを継続的に実施していく予定だという。
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