日本・アイルランド外交関係樹立60周年を記念し、川崎市国際交流センターではワークショップ「アイルランドの音楽とダンス」を開催中。9月9日に行われた第一回目では、アイルランド・ダンスのダンサーである寺町靖子さんとともに、日吉在住のアイリッシュ・ハープ奏者、寺本圭佑さん=写真=が講師を務めた。
寺本さんは中学生の頃からアイリッシュ・ハープを始め、明治学院大学芸術学科で古来金属製のアイリッシュ・ハープについて研究。現在は演奏活動やレッスン、楽器製作などを行っている。
ワークショップは、寺本さんによる演奏から始まった。繊細でささやくような小さな音が会場に響く。講話はアイルランドの土地柄や文学、美術工芸品、映画など音楽以外の文化についても説明。「国宝『ケルズの書』に描かれた絵を真似て、日本画家の妻がハープに描いてくれました」などとプライベートな話も交えていた。
寺本さんは10月14日(土)に同センターで開催されるアイルランド伝統音楽の特別講演「魅惑の音楽紀行」にも出演する。問い合わせは同センター【電話】044・435・7000へ。
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