地域における薬剤師の役割は多岐に渡っている。同会には横浜市薬剤師会認定の「禁煙支援薬局」がある。
これは、禁煙方法や禁煙補助薬の正しい使い方を無料で相談できるという環境づくり事業の一環で、横浜市も協同。具体的には、【1】禁煙したいがやり方がわからない人に対して、その人に合った禁煙方法を提案【2】ニコチンガムなどの禁煙補助薬の正しい使用方法を説明【3】必要に応じて、医療機関の禁煙外来を紹介【4】区福祉保健センターと連携し、禁煙をサポート。
区内の認定薬局は「プラス薬局」「(株)横浜菊名薬局」「薬樹薬局妙蓮寺」「田辺薬局妙蓮寺駅店」「調剤薬局ツルハドラッグ岸根公園店」「(株)菊名ふじ薬局」「光和薬局西口店」「いずみ薬局」「日吉堂薬局」「あおば薬局」「高田ファミリー薬局」「サエラ薬局高田駅前店」の12薬局。ピンク色のステッカーが目印となる。
学校薬剤師
学校保健安全法の元に幼稚園、小中学校、高等学校などで健康診断を実施するほか、学校が保有するプールの一般細菌や大腸菌検出検査なども実施。また、災害医療対策として災害応急用井戸の水質や井戸周辺状況の調査も担っている。
災害時医療体制が変更
港北区では7月から大地震発生時の医療体制が変更になった。地域防災拠点に医師や薬剤師らが参集して地域防災拠点を巡回していく体制がこれまでだったが、今後は発災時に被災を免れ、診療可能な医療機関と開局可能な薬局が医療を提供する。発災時には医療機関と共に、処方せんを調剤できる薬局には「開局中」と書かれた黄色い旗が掲示されることになる。港北区薬剤師会では現在、会員薬局が旗を掲示しているかどうかを把握するためのシステムの導入を検討。
「会として、地域医療の更なる発展を目指す」と坂本会長は話す。
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