神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2017年10月19日 エリアトップへ

認知症サポーター養成講座 新聞配達員ら48人受講 「社会の役に立てたら」

社会

公開:2017年10月19日

  • LINE
  • hatena
ワークショップで意見交換する新聞販売店の社員ら
ワークショップで意見交換する新聞販売店の社員ら

 認知症サポーター養成講座が10月11日、港北区福祉保健活動拠点で行われ、港北区のほか、都筑区・神奈川区の一部の新聞販売店からなる横浜北部読売会港北支部(乙幡幸雄支部長)の10店舗から48人の社員が受講した。

 認知症サポーターとは、認知症について理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、できる範囲で活動する応援者のこと。「社会の役に立ちたい」(乙幡支部長)との思いを社会福祉法人横浜市港北区社会福祉協議会(社協)に伝えたことから、講座の開催に至った。

 横浜市では2025年には65歳以上の高齢者が97万人、高齢化率は26・1%に達すると見込まれている。また、それに伴い、認知症者の増加も予想されること等から、認知症サポーター養成の取組みが進められている。17年9月末現在の認知症サポーター数は全国で約940万人、横浜市では約23万人に上るという。

 講座の主催は、同社会福祉法人。高齢化が進む横浜市の現状や認知症について、また認知症サポーターに関する説明の後、6グループに分かれた意見交換が行われた。

 社協や地域ケアプラザの職員が各グループに加わり進められた意見交換では、参加者は他者の発言をメモに取りながら、積極的に発言する姿が見られた。

 「認知症とみられる人を送っていったことがある」「契約時に電話番号をかけない人がいた(ので認知症を疑った)」などの業務中の体験談が挙げられたほか、「『おかしいな』と思っても、その人の尊厳にもかかわるので対応は慎重にすべき」「認知症のメカニズムも知りたい」といった意見も出されていた。

 参加者らは今後、新聞の配達や集金業務の際、可能な範囲で認知症が疑われる人に声かけを行ったり、地域ケアプラザに連絡したりするという。

 「ご協力はとてもありがたいこと。これにより住みよい街づくりを広げていきたい」と社協の池田誠司事務局長。乙幡支部長は「取組みを通じ、思いやりの心を育むことにつながれば」と話していた。

港北区版のローカルニュース最新6

混乱防止の訓練 5年ぶり

新横浜駅

混乱防止の訓練 5年ぶり

事業者・自治会・行政が連携

3月14日

盲目シンガー、初ワンマン

盲目シンガー、初ワンマン

思いを歌に、ラポールで

3月14日

合奏で彩る春の訪れ

第67回ジョイコン

合奏で彩る春の訪れ

3月17日 港北公会堂

3月14日

3件の不審者情報が寄せられたほか、万引き4件、自動車盗2件など発生

【Web限定記事】港北警察署管内

3件の不審者情報が寄せられたほか、万引き4件、自動車盗2件など発生

2024年2月26日〜3月3日の犯罪発生件数

3月14日

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

3月14日

港の花火、通年開催へ

港の花火、通年開催へ

週末中心に5分間

3月14日

安心安全の出産目指し51年 新横浜母と子の病院

産科・婦人科・内科・小児科・麻酔科 新横浜駅から無料シャトルバス有 045-472-2911

https://www.hahatoko.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook