港北区内で11月25日から30日までの6日間に8件の火災が発生(内1件は死亡)。このことにより11月末までの昨年同期比で火災が14件増となったことから、現状を「憂慮すべき事態」として、港北消防署(安江直人署長)は、市民に対する出火(放火含む)防止広報を強化。今月20日から予定していた「年末年始消防特別警備」の巡回警戒・出火防止広報を前倒しし、12月1日から19日まで行うこととなった。出火防止を目的とした区内全域の巡回広報および、放火防止を目的とした巡回警戒(日吉・小机)、また死者に高齢者が多いことから高齢者に対する重点広報(自治会・町内会・地区センター・地域ケアプラザ等へのチラシ配布等)を実施している。出火原因は「仏壇にローソクをつけてその場を離れたため、仏壇内の可燃物に着火」「たばこの火種が消えないうちにごみ袋に捨て、時間の経過とともに着火」「調理中に火をかけたままその場を離れ、時間の経過とともに付着した油に着火」など。
また、死者が出た都内での飲食店火災などを教訓に、7日、日吉周辺の繁華街110テナントの飲食店に対して夜間一斉査察を実施。避難路に置かれていた物に対し、消防法5条の3命令を1件発令し、翌日10時までの是正を促した。
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|