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港北区版 公開:2015年10月29日 エリアトップへ

大綱中陸上部男子 市駅伝で44年ぶり優勝 県大会に駒進める

スポーツ

公開:2015年10月29日

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市大会を走ったメンバーと林顧問(右)
市大会を走ったメンバーと林顧問(右)

 横浜八景島・海の公園周回コースで10日に行われた「第66回横浜市中学校駅伝大会」で、区内大綱中学校・陸上部男子が44年ぶりに優勝を果たした。11月7日に開催される県大会の出場権を手にし、現在は調整を行っている。

 就任4年目の林弘幸顧問率いる同部は部員数55人。結束力を高める目的として「全員で」を掲げ、競技別の練習以外のミーティングやウォーミングアップなどの日々の練習に取り組んできた。

 6区(全19・95Km)でたすきをつなぐ同大会には市内102校がエントリーしていた。同校は、これまで積み重ねてきた練習の成果を発揮できれば優勝を狙えると考え、リラックスした状態で競技に臨んだ。レース展開は1区を走った益田海聖くんが、先頭を望める5位で2区の田邉直輝くんにつないだ。駅伝競技専門の主将を務める田邉くんも力走を見せ、2位まで順位を上げ3区塩川堅介くんへ。2位を死守しながら鈴木凱斗くん(4区)へつなぐと、粘り強い走りで鈴木くんがトップに立ち、続く渥美晃生くん(5区)、有賀智輝くん(6区)と首位の座を守りきり、2位に14秒差をつけ1時間3分42秒のタイムでゴールした。

 11月7日に迫った県大会で4位以内に入賞すれば関東大会、また優勝すると全国大会の出場権も獲得できる。同部は現在大会の向け調整を行っているが、雰囲気も良くリラックスしたムードだ。林顧問は、1997年にアテネで行われた世界陸上競技選手権大会に出場した経歴を持っており、現役時代からの「日々の練習の成果が結果としてついてくる」という理念の下、大会前に身体的に追い込むような無理な走り込みなどは行わない。

女子も7位入賞

 90校が出場した女子の部(5区、全12・48Km)では同部女子(駒澤萌、三野彩夏、小林菜々子、榎田みさき、矢野愛弓さん)も7位入賞。4区の榎田さんから15位でたすきを受けたアンカーの矢野さん(2年)が区間賞を獲得する力走を見せ、こちらも県大会の出場権を得た。

 県大会での同校男子の目標タイムは1時間2分20秒。林顧問は「1年生から指導してきたが、その頃と比べると個々にタイムが縮まっている。普段から話をしている”いつも通り”のレースをして県大会ではアベック優勝をして初の全国出場を狙う」と、意気込みを語った。

大会前に調整を行う部員
大会前に調整を行う部員

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