市内の小中学生による「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」がこのほど西公会堂(西区)で行われ、大豆戸小学校の西沢郁輝さん(6年)が教育長賞を受賞。平和活動を行う「子ども実行委員」の委嘱も受け、今後は年末のユニセフの募金活動等も行う。
人権や福祉、環境問題などさまざまな視点から国際平和への思いを発信する同コンテスト。「よこはまこども国際平和プログラム」の一環で、今年で21回目を数える。予選会には約5万人の児童が参加し、本戦出場者は36人。その中から、市長賞、教育長賞、審査委員長賞がそれぞれ4人ずつ選ばれた。
西沢さんのスピーチタイトルは「メガネのように」。以前トップアスリートと触れ合うイベントに参加した際に、義足のランナーと出会い衝撃を受けたことがテーマだ。義足のランナーに対し、最初は自分とは違う人間のように思っていたのが、コミュニケーションを通じて「普通の人」に変化したことを鮮やかに表現。そして「義足」が目が悪いからかける「メガネ」と同じだ、とし、自分と違うように思える人でもまず話をしてみることが重要だと結論づけた。
担任の石井俊士教諭は、「特に間のとり方がうまく、聞き手が『次何を話すのかな?』と感じる話し方をしていた」と振り返る。また姉である遥輝さんが昨年同じ大会で審査委員長賞を受賞していた西沢さんは、「来年は自分も出場し、よい成績を残せれば」と考えていたという。「母からは、テーマや文章についてアドバイスを貰い、姉からは、会場のどのあたりに向かって話せばよいか、などを教えてもらいました。来年は市長賞を目指したい」と今後の抱負も語ってくれた。
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