統一地方選都筑区 市会は新人が躍進 県会では現職2人が議席守る
統一地方選が4月10日、実施された。市議選では、望月高徳氏(みんな)、草間剛氏(自民党)、嶋村勝夫氏(自民党)、斎藤真二氏(公明党)の4人、県議選では敷田博昭氏(自民党)、山口裕子氏(民主党)の2人が当選した。 都筑区の投票率は、県知事選が44・65%、県会44・64%、市会は44・63%。ともに前回を約1・3%下回る結果となった。
市会 望月氏・草間氏新人が初当選
定数1減の4議席を争った市議選。現職は、出馬した4人のうち半数が落選する波乱の展開となった。
その中、トップに躍り出たのは、みんなの新人望月氏。候補者の中、唯一1万1千票台を獲得した。続く得票となったのも新人、自民党の草間氏。こちらも、1万の大台を超える票を獲得した。
現職では、自民党のベテランの嶋村氏、公明党の斎藤氏が再選を果たした。
結果として、上から2つの議席を新人が占める形で幕を閉じた。
県会 現職敷田氏・山口氏2人が再選
県会は、2議席に5人が出馬する激戦となった。
この戦いを制したのは、自民党の現職敷田氏。唯一となる2万票以上の票を集め、トップ当選した。また、民主党の現職山口氏も1万6千票を上る票を獲得。手堅く再選を果たした。
新人の野渡氏(みんな)は1万2千票、飯沢氏(無所属)は8千票、元職の加藤氏(無所属)は4千票を上回る票を集めたが及ばなかった。
「正直驚いている」
市会でトップ当選となった望月氏。当選が確実となると支持者に対し深々と礼。「この結果には驚いています。しかし、今回の選挙戦では、今まで挑戦した中で、最も自分の主張を訴えることができたと思う」とコメント。今後に向けては「政治を変えたい。その思いを貫き、やり通していく」と力強く話した。
「身の引き締まる思い」
県会トップの敷田氏は、事務所に詰めかけた支持者ら約40人と共に、喜びを分かち合った。
当選を受けては「身の引き締まる思い。政策を実行していくためのリーダーシップを発揮していきたい。命、暮らし、子どもの未来を守る。この3つを具体的にどう守れるか、これからの4年間で問われると思う。2期8年の経験を活かし期待に応えたい」と抱負を語った。
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