大熊町から被災地の"大熊町"へ義援金
7月13日、大熊町内会では、東日本大震災で被害にあった福島県の”大熊町”に、同町内会で集めた義援金約65万円を寄付した。
都筑区では震災後、各町内会で義援金を集め、区の地域振興課が一括で被災地に寄付する予定となっていた。同町内会でも、5月から回覧板で呼びかけて、義援金を集めていた。
そんな中、同町内会の会員から、「被災地にも同じ”大熊町”があるらしい。私たちはそこへ送ることはできないか」との意見があったのだという。そして、7月1日に行われた同町内会の定例会でも、多くの会員から賛同する声が相次ぎ、区からの容認も出たため、今回の支援が決まった。
義援金に関しては、同町内会の平野勲会長と斎藤公総務部長が、同県大熊町の仮設役場がある会津若松市に実際に赴いて、鈴木茂副町長に直接手渡した。
平野会長は、「現地の大熊町は原発の10キロ圏内で、避難によって家族がバラバラになっていた。改めて普通の生活の幸せを感じた」と感想を語った。
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