中川にコミュニティカフェ 「街にもっと賑わいを」 運営は学生と市民団体が協力
コミュニティカフェ「ほっとカフェNAKAGAWA(中川1─18─5/フィットネスハウスパレット中川1階)」が10月1日(土)にオープンする。運営するのは、中川駅周辺の街づくりに取り組む市民団体「ぐるっと緑道・遊歩道研究会(塩入広中会長)」。
同団体は、市が定める地域まちづくり推進条例の、地域まちづくりグループとして5年前に登録されている。メンバーには、近隣に住む人だけでなく、中川駅前商業地区振興会の大久保信正会長、中川駅から近い東京都市大学の教授や学生が参加しており、地域一体となった活動を目指している。
カフェ開設のきっかけとなったのは、中川駅周辺の商店の状況。「空きテナントが多く、街にもっと活気が欲しいとみんなで考えていた」と塩入さん。そんな中で、コミュニティカフェが提案されたのは2年前。当時同大学3年生だった大野佑介さんが、地域の人が気軽に集まれる場所づくりとして設立を発案した。街中に賑わいが生まれ、新たなコミュニティの形成につながることを目指す。
運営はすべて、学生や地域の人によるボランティアで行われる。今後は、地域の商店や近隣に住む人が開催するイベントも企画されている。塩入会長は、「カフェがオープンすることで、”出かけるのが楽しい街”の第一歩になれば。商店街全体の活性化につなげたい」と話している。
なお、10月1日、2日にはオープンイベントとしてフリマや演奏会が行われる。
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