テーマは「福祉・子育て」 寄稿31 "医療行政"の充実 現場主義で見守り継続 横浜市会議員 斉藤しんじ
本年2月1日より、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種が対象年齢の方は無料で受けられることになりました。公明党として接種の公費負担を目指して街頭署名を行い、私も議会の中で要望を行ってきた経緯があり実現をしてきたものです。この無料接種は平成24年3月31日で終了する予定になっています。子宮頸がん予防ワクチンは6カ月かけて3回接種を受ける必要があることから、3回とも無料で受けるためには、9月中に接種を開始する必要があります。大切な命を守るために、来年度以降も無料接種を継続していく必要があると思います。市への要望とともに、国の動向も見守ってまいります。
子宮頸がん予防ワクチンについての、もう一つの課題は無料接種対象の方の接種率がまだ2割以下である事です。ワクチン接種と検診との併用で、現在日本で年間1万5千人発症、3500人死亡をほぼ0に出来る効果があるといわれています。このことからも、市や区に対しても再度周知を徹底するよう働きかけていきます。
放射線汚染問題について
現在、放射性物質を含有する下水汚泥の処理問題や、周辺より高い放射線量が測定される、いわゆるマイクロスポットと呼ばれる箇所があるなど、放射線汚染の問題はまだ終息していません。引き続き、正確な情報を広報していくこと、そして「正しく怖がる」という理解が進むよう取り組んでまいります。
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