ジョブマッチング 企業と求職者を橋渡し 3年で400人超が就職決定
若者を中心に厳しい雇用情勢が続くなか、横浜市が行なっている就業支援事業「ジョブマッチングよこはま」が注目を集めている。
平成20年から始まった同事業では、今年8月末までに466人の就職が決定した。最大の特徴は、横浜での就職を希望する求職者が同事業に登録すれば、キャリアカウンセラーが企業と求職者の「橋渡し」をしてくれることだ。
「企業が求めるのは、大体『若くて元気で明るい人』。でも仕事によっては、コツコツ取り組める人が向いている場合もあります。また求職者は知っている会社や職種に希望が偏りがち。そうしたミスマッチを解消したい」。こう話すのはキャリアカウンセラーの落合千裕さん。落合さんらは自ら企業を開拓し、事業の将来性や仕事内容まで調べ求職者に紹介している。そのため無名でも優良企業が多いのが特徴だ。
求職者に対しては、事務希望でも性格が外交的と見れば営業を薦めたり、入社後に正社員としての登用の可能性があれば、パートやアルバイトを薦めることもある。面談の結果、進学を決めたケースもあったという。このように、将来にわたるキャリアデザインを描いた上で、仕事を紹介する。「(求職者の)これまでの職歴や知識だけでは判断できない、本当にその人にあう仕事を紹介したい」と落合さんは話す。
ジョブマッチング横浜は10月24日(月)に「合同就職フェア」を開催する。当日は求職者が5人ずつ10組に分かれ、全ての企業ブースを巡る仕組みを取り入れる。「なるべく多くの企業や仕事との出会いのきっかけになれば」とスタッフ。定員は先着50人で午後0時30分から4時30分。申し込み、問い合わせは【フリーダイヤル】0120・945・451。
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