市各区囲碁連盟対抗囲碁大会が11月6日、中区(神奈川新聞社本社)で開催され、都筑区の代表が優勝を果たした。出場した都筑区囲碁連盟は平成7年から毎年出場しているが、頂点に立つのは初のこととなる。
この大会は、市囲碁連合会が春と夏の年に2回、開催するもの。区対抗の団体戦となっており、性別や年齢に関係なく、段級位ごとに決められた6段階のレベルの選手同士が戦う。出場できるのは、事前に行われる各区の大会の優勝者。都筑の区大会は10月2日に行われ、60人が参加。予選を勝ち抜いたレベルごとの優勝者が都筑の代表としてチームを結成し、市大会に臨んだ。
競技は、変則トーナメントで行われた。各レベルで頭脳戦が繰り広げられ、1回戦の金沢区戦は3対3の引分け。この場合、最上位(A‐1レベル)の結果で勝敗が決まるというルール。この対局を務めた寒河江 国士(さがえ くにお)さんの勝ち星が、チームを次の戦いへと導いた。その後、2回戦の南区、3回戦の鶴見区は共に4勝2敗。決勝となる港南区戦でも同じく4勝2敗で、初優勝をもぎとった。
今年のチームは、17歳の平本勇太さんをメンバーに加え、70代から10代までと年齢の幅が広がった。また、チームを引っ張った寒河江国士さんは、学生時代から囲碁暦約50年の実力の持ち主。今回の大会では、無敗の4勝賞も受賞し、チームの勝利に大きく貢献した。
同連盟は、平成7年の結成以後、同大会への出場は春夏合わせて34回目。監督の山本康弘さんは、「これまでも入賞は何度かあったが、2位が最高だった。優勝はやはり格別な思い」と話している。
出場選手は以下のとおり。▽寒河江国士(6段・A‐1)▽佐藤由夫(5段・A‐2)▽徳山賢二(3段・B‐1)▽吉岡豊喜(2段・B‐2)
▽藤井保善(1級・C)▽平本勇太(4級・D)※敬称略
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