中川小(新開健之校長)では12月5日から7日の3日間、6年生の社会科に戦争体験者を招いた授業を行った。
これは、学校と地域をつなぐボランティア「中川小地域コーディネーター・スマイル発信隊(高橋満代表)」が両者を橋渡しして実現したもの。「体験談を通して、児童に戦争の大変さを学ばせたい」という学校側の要請を受け、同団体が区民から講師を探した。招かれたのは、荒武千恵子さん(富士見が丘在住)。荒武さんは、2年前にブログを立ち上げ、普段から戦争体験を発信している。
今回の授業では、荒武さんが紙で実物大の焼夷弾を作って再現したものを持参するなど、生の声として体験が話された。子どもたちは静まり返り、横浜大空襲の日の様子などに真剣に耳を傾けていた。
新開校長は、「平和を願う心や、苦しい中でも生き抜く力を学べたのでは」と話している。
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