毎日新聞社等主催の「第61回全国小・中学校・PTA新聞コンクール」がこのほど行われ、市立茅ケ崎中学校(谷口昌彦校長)2年生の「古都巡り」が中学校学習新聞の部で奨励賞を受賞。3日、生徒たちの元に賞状が届いた。
新聞を製作したのは2年生の志願者8人。昨年5月に訪れた鎌倉散策のレポートを模造紙1枚にしたためた。「東日本大震災と大銀杏を結び付けて『新たな出発』というテーマで作りました。担当者ごとの持ち味を活かして編集するのが大変だった」と話すのは編集長的な役割を果たした大山茉依さん。
紙面は鎌倉の名所旧跡を女性らしい目線で紹介。和紙や切り絵をうまく使い、「記事を引き立たせるよう気を配った」。定期テストや学校行事の合間を見て、記事班、構成班がそれぞれ意見をぶつけ合いながら”自慢の新聞”が完成した。
「古都巡り」が入賞したのは昨年10月末に実施された横浜市立中学校新聞コンクール時に続き2度目だが、今回の受賞は全国9017校のうちの20校に選ばれたとあって喜びもひとしお。担当した中田尚子教諭は「細かい作業の積み重ねがあって素晴らしい作品が出来上がりました。これを機に新聞製作の伝統を築き、さらに内容の濃い新聞を作っていければ」と期待を寄せていた。
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