都筑区 「むやみな移動控えて」 帰宅困難者対策を聞く
昨年発生した東日本大震災で、区内でも多くの人が帰宅困難者となった。当時は受け入れ施設が指定されていなかったこともあり、急きょ都筑公会堂に約300人、都筑小学校に約100人が一時滞在することとなった。また、備蓄物資の搬送に時間がかかるなど、事前の準備不足が問題となった。
現在区内での帰宅困難者の受け入れ先は、都筑公会堂と横浜市歴史博物館の2カ所。それぞれの施設に食糧や水なども備蓄し、不測の事態に備えている。「特に事業者への事前対策を呼びかけています。基本原則となる『むやみに移動をしない』という理念を広めていきたい」と話すのは区総務課の危機管理担当。事業所での一定期間留め置きができるように建物の耐震化や、安否確認のための災害伝言ダイヤル171などの利用を呼びかけている。また区では市内で被災し、出先で帰宅困難者になった場合「一時滞在NAVI」(携帯電話用・【URL】http://wwwm.city.yokohama.lg.jp/b-m/)の利用も推奨している。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>