寄稿㊸ 文化・芸術、観光で横浜市の活性化を 横浜市会議員 斉藤しんじ
横浜市内の社会経済情勢は、現在も厳しい状況が続いており、市内企業の支援策とともに、市民生活の活力を取り戻す取り組みが求められています。中小企業支援として、平成22年3月に議員提案で制定された「中小企業振興基本条例」を基に、市内中小企業者への受注機会の増大、新技術・新製品開発に向けた支援、経営相談・金融支援等を進めています。また、文化・芸術の振興、観光需要の喚起による地域活性化も重要な取り組みであると考えます。こうした観点で、私は10月に行われた決算特別委員会の文化観光局審査の質問に立ち、以下のように要望を行いました。
街のポテンシャルを最大限に活用
・横浜都心部において歴史的建造物や倉庫などを活用しアーティスト・クリエーターの集積を進める事業が、地域ブランドを高め、ビジネス機会の創出にもつながるよう取り組むこと。
・子どもたちの文化芸術体験の充実について、身近に多くある文化芸術資源を活かして、すべての子どもたちが様々な文化芸術に繰り返し触れ、豊かな心を持てるよう取り組んでいくこと。
・既存の観光施設の活用、農業や食べ物など、様々な観光資源の発掘による地域の活性化で、観光需要喚起に引続き取り組むこと。
都筑区では、文化・芸術のあらゆるジャンルで大変多くの方々が活動されておられます。都筑文化芸術活動場として「都筑の文化 夢スタジオ」がセンター北駅近くに設置されておりますが暫定施設であるため、今後、いろいろな分野で活用できる区民文化センターが建設できるよう、引続き、市との議論を進めてまいります。
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