プロジェクトを説明する石井代表
引きこもりやニートに陥ってしまう若者を支援する事業を展開する（株）シェアするココロ（石井正宏代表／中川中央２の５の13）。同社の取組みのひとつ、高校生のための就労プロジェクト「バイターン」で、２月に入り初の内定者が決定した。「神奈川県新しい公共支援事業」を受託する形で12年１月から本格的に実施している。
バイターンは、「アルバイト」と「インターン」を合わせた造語で、就職希望高校生のための有給職業体験を実施するもの。３日間の職場体験後、有給研修としてアルバイト雇用が行われ、適性の高い生徒は正規雇用へ進むことも視野に入れた内容となっている。バイターンのメリットは、高校生がアルバイトよりも幅広い業種を体験できることなど。石井代表は「何よりも、この仕組みがあることで生徒が将来に夢や希望をもてるようになったと感じています」と話す。13年度以降は、独自に事業継続することを予定している。
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