つづき楽校主催 都筑から東北を想う 被災者の講演会も
東日本大震災から2年が経過した。都筑区では3月9日、10日に「わすれない3・11 応援しよう都筑から」が開催された。これは都筑区内でボランティア活動を行うつづき楽校(図子俊子代表)主催によるイベント。東日本大震災を風化させないように、都筑から被災地を応援することが目的で開催された。
9日はショッピングタウンあいたい(センター北)5階コミュニティルームで、被災者を招いての講演会。福島県の保育園元園長である野崎美紀子さん、天栄村産業振興課の吉成邦市課長などが招かれた。野崎さんは「保育園の園長として、子どもたちを守る気持ちでいっぱいだった。放射線の影響で外で遊ばせることもできず、こいのぼりすら飾ることができないことが悔しかった」などと発災当時の様子を話し、参加者は静かに耳を傾けていた。また「そんな中でも復興へ向けて前を向いています。子どもたちも笑顔で元気いっぱいです」と現在の様子を話した。
参加者からは「いつもテレビや新聞で見ていたニュースだったが、生の声を聞くことでリアルに伝わってきた」などの声が上がっていた。
また10日はセンター北駅前の芝生広場を「復興広場」とし、区内を中心に活動する市民団体などによる模擬店や、舞台ではパフォーマンスが行われた。当日は強風の中、約600人が来場。被災地の野菜などが販売された。午後2時46分には全員で黙とう。その後は童謡「ふるさと」を合唱し、イベントは幕を閉じた。図子代表は「参加者全員が一つになって、被災地へ想いを届けられたと思います。これからも私たちができることを考えて、力になっていきたい」と話した。
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