手作り絵本の贈り物 小学生と高齢者の交流
総合学習の一環で、南山田小学校の3年生がグループホーム朝日のあたる家(北山田2の8の14)に訪問し、交流を図る「朝日のあたる家訪問」。今年度最後の締めくくりとして、児童らが利用者たちの似顔絵とメッセージを綴った絵本「朝日の下で出会ったよ」を作成。3月22日に同所で贈呈式が行われた。絵本は地元で活動するNPO法人「いのちの木」の協力で作られ、約80ページにわたる。
これは同校が高齢者とのふれあいを目的に行われるもの。昨年6月から定期的に、3年生159人と利用者30人が親交を深めてきた。
当日は児童が「心を込めて作ったので、ぜひ読んでください」などとあいさつ。それぞれに絵本を贈呈した。その後は歌のプレゼント。音楽に合わせて手拍子する人や、中には涙ぐむ姿も見られた。利用者からは「似顔絵がそっくり。感動しました」などの声が上がっていた。最後は1人ひとりが握手。児童は「喜んでもらえて良かったです。また行きたい」などと言葉を交わし、温かい雰囲気で幕を閉じた。
中塚ひとみホーム長は「利用者も児童も笑顔が絶えない会になりました。これからも地域の高齢者と児童の交流を続けていきたい」と話した。
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