調べてルーキー23 今年が存続議論の正念場 夏休みは公園プールに行こう! 横浜市会議員 くさま剛
【Q】公園プールがなくなるということを聞いたのですが本当でしょうか?
【A】まだなくなりませんが、存続については今年が議論の正念場です。横浜市には、屋内プール10カ所、屋外プール30カ所、学校プール510カ所の合計550カ所の公営プールがあります。この保全に年間16億円強の予算がかかっています。また、少子高齢化の進行や厳しい財政状況の中、人口急増期に集中整備してきた施設の老朽化が進行しており、これらプールを含めた公共施設に必要な保全費は、20年間で約1・7兆円を見込んでいます。これは大変な額です。そこで、屋外プールについては、「利用促進、経営改善を図った上で、利用状況、施設配置、コスト、施設の老朽度を考慮して段階的に集約化を検討します」という方針が出され、都筑区内の『山崎公園プール』『茅ヶ崎公園プール』も、今年が利用促進「改善」の勝負の年となります。両プールとも、従来行っていなかった『流れるプール(人力)』『家庭で役立つ救急講座』『タイム計測』『宝探し』などを開催し、先週13日のオープンから9月1日まで、皆さんをお待ちしています。地元選出の議員としては、今年の来場数が議論のポイントだと考えていますので、是非この機会に地域のプールにお出かけください。
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