区内南山田の伝統行事「虫送り」が7月20日に行われ、地域住民ら約350人が参加した。南山田町内会(高橋今朝次会長)主催、虫送り保存会(栗原毅会長)、JA横浜(織茂武雄南山田支部長)など協力。
「虫送り」はかつて田んぼの多かった南山田地区で、稲に付く害虫を追い払うために行われてきた夏の行事。一度は中断したが地域の伝統を重んじ、有志の尽力のもと1976年に復活。05年には市の無形民俗文化財に指定され、今回で38回目となった。
受け継がれる伝統について栗原会長らは「昔から続く行事を大事にしていこうという思いがあります。子どもたちが大人になった時にふるさとの行事として感じてもらえれば」と口を揃えた。当日は夕方に山田神社を出発。お囃子とともに地域を練り歩き、子ども達が持つ220本の松明が幻想的な姿となった。
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