第1回全国小学生一輪車大会が9月15日、福島県の須賀川アリーナで行われ、都筑一輪車クラブTWO LINK(芦田琴恵主宰)の吉川朋花さん(茅ケ崎台小4年)と山本聖華(せいは)さん(牛久保小4年)が優勝を果たした。
2人が参加したのは、13組が出場したペア演技部門・小学4年生以下。2分半の音楽に合わせて、明るく元気な演技を披露した。その中で、ジャンプして一輪車の支柱に飛び乗る「フォーク乗り」や、一輪車を走らせながら片足を上げるY字など、見せ場となる技もミスなく決めた。また、一つひとつの技の形が美しく完成度が高い点も評価され、1位に。吉川さんは、「入場するまで緊張してたけど、演技が始まったら楽しくできた」と感想を話した。山本さんは、「初めてトロフィーがもらえて嬉しかった」と笑顔を見せた。
同チームは4年前に発足し、茅ケ崎小と都田西小を拠点に活動する。コーチを務めるのは芦田主宰の娘で、国際一輪車競技大会で世界優勝などの実績を持つ真知子さん(20歳)と紗恵子さん(15歳)。25人のメンバーを指導する。
吉川さんと山本さんでペアを組んだのは4月から。大会前は週6日、毎回約3時間の練習に励み、本番に備えた。吉川さんの演技は、丁寧で表現力豊か。ビデオを何度も見て練習に活かすなど人が見ていないところでも研究し、指摘されたことは次の時にはできるようになる。また、山本さんは吸収が早く、上級生の真似をして様々な技をすぐに覚えるのが得意。一つひとつの精度を高めるのが課題だが、一輪車が大好きで朝から晩まで乗っていることも。 練習は苦にならない。互いに良い部分を認め合い切磋琢磨するライバルでもあるが、「ペアの演技中に顔を合わせるとほっとする」と話すなど、息の合ったコンビネーションで優勝を勝ち取った。
芦田主宰は、「ふたりとも向上心があって、自分から進んで練習するから伸びる。これからも、見る人が感動するような演技を目指して指導していきたい」と話した。
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