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浄土宗 大善寺 花まつりの甘茶は自家製で
「このお寺を『甘茶寺』に」―。大善寺(石川和弘住職)では世話人を中心に檀徒、近隣の方による「甘茶の会」が約15年前に発足し、甘茶を栽培していることで知られている。
甘茶は、4月8日の釈迦生誕を祝う花まつりで誕生仏にそそいで祝うために用意するもの。境内近くの甘茶畑には花御堂があり、当日はその場所で甘茶の振舞も行われる。甘茶摘みは、例年7月下旬ころ行われる。約一週間、茶葉に水分を含ませては揉み、干すという作業の繰り返し。そんな手間ひまかけた茶葉は、甘みが一層引き立つという。栽培まで行う寺院は全国でも珍しく、過去には浄土宗の総本山である知恩院や大本山の金戒光明寺に奉献し、喜ばれたこともある。
境内の見どころは
増上寺(東京都)の末寺で、本尊には阿弥陀如来を安置。本堂内陣前上方には「日の丸扇」が飾られており、これは増上寺から「日の丸扇の間」を移築した名残と伝えられているそう。秘仏には、正観世音菩薩を安置。同寺は准秩父三十四観音霊場のひとつで、来年午年は御開帳の年にあたる。4月10日から30日が秘仏公開期間。この機会にぜひ、足を運んでみては。
また、2011年には、浄土宗の宗祖である法然上人の800年大遠忌を縁起とし、新しく会館を建立した。近年自宅で葬儀を行う家庭が減少しており、「お寺に斎場があれば」という声を受けたもの。墓の分譲も受付けているので、詳しく知りたい人は問合せを。
■大善寺
(住)南山田2の4の1
【URL】http://www.daizenji-yokohama.net/
【電話】045・591・3653
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