プロレスデビュー30周年の節目を迎えた 蝶野 正洋さん 都筑区在住 50歳
『らしさ』貫き、新たな境地へ
○…2014年はプロデビュー30周年の節目。今なおプロレス界で絶対的な存在感を示しながら、自身が手掛けるアパレル会社、芸能活動など、リング以外でも精力的に活動を続ける。「歳も50の大台に乗りましたし、これからの人生を本気で考える時になっている。先輩の猪木さんをみても70になっても国のために頑張っているしね。自分としても気が引き締まるし、もう一発勝負しなきゃいけないって思いますよ」と思いの丈を語る。
〇…米国シアトル生まれ、東京育ち。1984年に新日本プロレスに入門し、88年には武藤敬司、橋本真也とともに『闘魂三銃士』を結成し、一大ムーブメントを巻き起こした。レスラーとしての地位を確立する一方で、99年にはマルティーナ夫人とアパレルブランド「アリストトリスト」を設立した。「昔ドーム大会なんかで使っていたガウンは家内が手縫いで作ってくれたものだったんです。徹夜で作って試合に出発する1時間前に出来上がったなんてこともありましたね」
〇…近年は東日本大震災の復興支援を軸に、社会貢献活動にも注力。震災後3週間で支援物資を持って被災地に赴いた。「勇気をくれてありがとうと声をかけられ、我々の立ち位置が見えた気がした。自分のためでなく、観る人に勇気やモチベーションを与えられるのがプロレスなんだと」。選手、プロモーターとして、自身に与えられた使命をかみしめる。
〇…3年前、子育て環境が気に入り都筑区に。普段は2児のパパとして子どもとの時間を大切にする。「ファミレスなんかにもよく行くようになりましたね。子どもはドリンクバーがなきゃだめでしょ」と笑い飛ばす。長男は小学1年生ながら150cmほどに。恵まれた体格を生かし、勝田町の柔道教室・深澤道場に通う。地元での活動機会も徐々に増え、1月24日に都筑警察署で行われる「武道始式」にも参加予定だ。
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