勝田町在住内藤勝己さん 震災の教訓を若い世代に 早渕中で講演会
早渕中学校(早渕2の4の1)で2月21日、防災講演会が行われた。
これは卒業を控えた中学3年生176人を対象に行われたもの。講師に招かれたのは勝田町在住の内藤勝己さん(69)。内藤さんは11年3月11日、東日本大震災時に福島県南相馬市にいた。想像を超える揺れと津波の恐怖に耐え、7日かけて都筑区に戻った。その後も被災地を訪れ、仮設住宅に住む人たちの心のケアなどの支援や、地元で講演会などを行っている。
当日は内藤さんが発災時のリアルな体験談を身振り手振りで力強く講演。被災地で感じた命の大切さ、今後の災害時の心得などを話し、生徒らは真剣な表情で聞き入っていた。内藤さんは「震災を風化させないために、都筑区からできることは周りに伝えること。若い世代の心に響いてくれたらうれしい」と話した。
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