「第44回日本少年野球春季全国大会」県支部予選・小学生の部決勝が3月1日に横須賀スタジアムで行われ、昨年初優勝を遂げた都筑中央ボーイズ(前田幸長会長)が2連覇を決めた。
昨夏、並み居る強豪を押しのけ悲願の全国優勝を果たした都筑。主力は6年生13人だが、誰がレギュラーとなってもおかしくないほどチーム内の争いが激しい。この一年、様々な経験をしたメンバーにとって総力をあげた最後の大会となった。
決勝の相手は昨年と同じ相模ボーイズ。ゲームが動いたのは3回。ランナー3塁の場面で、2番井上結弥選手がセンター前ヒットで1点先制すると、続く3番岩渕怜央選手が連続タイムリーを放ち2点目。投げては先発の堀田俊輔、岡本龍成の両投手が圧巻の完封リレー。4回にノーアウト2、3塁の場面もあったが、味方のファインプレーなどもあり要所を締めた。終盤の5回には主将で4番の前田聖矢選手が2点タイムリーを打ち、ダメ押しの2点。大事な場面でのワンプレーが勝敗を分ける展開となったが、4対0で勝利。点差以上の白熱した決勝戦を制した。試合を終えて小嶋啓嗣代表は「チーム始まって以来の緊張感を持って挑んだ試合でした。作ったチャンスの数は同じでしたが何とかワンチャンスをものにできました」と振り返った。
全国大会は3月26日、東京都の大田スタジアムで開幕。初戦の相手は九州の古賀ボーイズ。小嶋代表は大舞台を前に「夏春連覇以外は考えていません。相模さんの分まで頑張りたい」と意気込んでいる。
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