3月28日に交通安全教室を主催する都筑区少年野球連盟の理事長 国枝 政昭さん 青葉区在住 71歳
野球少年の「未来」を描き
○…都筑スポーツセンターで3月28日(金)、都筑区少年野球連盟主催の防犯教室が行われる。理事長として、野球少年や近隣の児童たちに野球の楽しさを伝えるだけでなく、交通ルールを守ってほしいと願いを込める。「子どもたちは春休み。外遊びが多くなる季節だけど、安全に過ごしてもらえたら」と笑顔を見せる。
〇…「子どもの頃はスポーツといえば野球しかなかった。すべてのスポーツの原点だと思っているよ」と野球への情熱を語る。プロ選手も、道半ばで夢をあきらめた人も、野球を始めたのは少年野球という人は多いだろう。これから成長期を迎える子どもたちだからこそ、大好きな野球を知って、楽しんでもらいたい。そんな思いで理事長を務め、今年で12年目を迎える。少年野球では勝利にこだわり、ハードな練習を繰り返すチームもある。その中でも発展途上の肉体に負荷をかけすぎないように指導するのも役目の一つ。これから野球界を賑わすかもしれない「未来の怪物」の姿を思い描き、その出発点で見守り続けている。
〇…名古屋市生まれ。自身も幼少期から野球に魅せられた一人。昔から子どもたちに野球の楽しさを伝えたい気持ちがあったという。40代の頃、開発中の港北ニュータウンに移った。人口が急増するこの街で、子どもたちから「野球チームを作りたい」という声を聞いた。それが少年野球チーム「山内フェニックス」立ち上げのきっかけ。監督を約15年続け、連盟の立ち上げにも尽力した。少年野球に携わって30年あまりが経つが、変わらないのは白球を追いかける子どもたちの姿。野球への愛情は、次の世代に脈々と受け継がれている。
〇…毎朝、早渕川沿いをウォーキングするのが日課。大きな声ではきはき話すのも元気の秘訣になっている。今年は区制20周年を迎え、区内の秋季大会は盛大に行う予定だ。野球少年たちの背中を押し、野球の魅力をこれからも伝え続けていく。
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