外尾氏、文化を語る 区制20周年祝い講演
都筑公会堂で4月9日、国際的に活躍する芸術家、外尾悦郎氏の講演会が行われ、約600人が来場した。
これは横浜都筑文化施設プロジェクト(牧千恵子代表)主催。「都筑に文化施設を」を合言葉に立ち上がった団体で、区制20周年の記念事業として実現した。
外尾氏は京都市立芸術大学彫刻科を卒業後にバルセロナへ渡り、世界文化遺産のサグラダ・ファミリアの彫刻に従事。現在は主任彫刻家を務めており、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」に選出されている。
当日は外尾氏が「20歳とはこれから成熟する一番良い年。都筑ならではの文化をつくって、皆さんで磨いてほしい」と話し、20周年を祝った。その後はサグラダ・ファミリアでの自身の作品を交えてエピソードなどを話した。質疑応答では子どもや建築を学ぶ学生からさまざまな質問が飛び交った。外尾氏は来場者との対話を楽しみながら、作品を手掛ける時の心構えやこだわりなどを話した。
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