小型家電回収実績 都筑区が市内トップに 分別意識の高さが影響か
市資源循環局からこのほど、昨年10月から今年3月末までの小型家電回収・リサイクル事業の実績が発表され、都筑区が市平均208・8kgを大きく上回る590・49kgを回収したことがわかった。
これは昨年10月から国のモデル事業として始まった取組。専用のリサイクルボックスを各区の区役所などに設置し、携帯電話やゲーム機、デジタルカメラなどの電気、電池で作動する小型家電を回収していた。回収された製品は分解され、レアメタルなどの貴重な資源にリサイクルされている。
約半年間回収を続けてきた結果、都筑区は590・49kg、個数も唯一2000個を超えて市内トップ。次点で金沢区の332・58kgと、都筑区が群を抜いて回収量が多かった。
分別意識の高い都筑
区資源化推進担当者は「都筑区はもともとごみの分別意識が高い区だったこともあり、小型家電の回収にも協力的だったのでは」と分析する。直近のデータでも都筑区は燃やすごみの排出量の削減が続いており、これも市内トップクラスだ。市では4月から同事業を継続し、回収ボックスの設置を続けている。「これからもこの意識の高さを後世に引き継げるような取組を行っていきたい」と担当者は話している。
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