神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2014年7月31日 エリアトップへ

がん患者支援チャリティー 都筑初の命つなぐリレー 亡き患者の想い受け継ぎ

公開:2014年7月31日

  • LINE
  • hatena
案内を手に参加を呼びかける白戸さん
案内を手に参加を呼びかける白戸さん

 がん征圧を目的に夜通し行われるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」が9月20日(土)から21日(日)まで、センター北駅前の芝生広場で行われる。一人のがん患者が望んだ区内初開催のイベント。当日を盛り上げるために実行委員会(白戸美子実行委員長)は8月からプレイベントを予定している。

 がん患者支援などが目的のチャリティーイベント、リレー・フォー・ライフ。世界的に行われており、国内でも広がりを見せている。がんになっても支え合える社会づくりが狙いで、最大の特徴は夜通し行われること。がん患者は24時間闘っているからだ。闘病中の人や支援者、その家族や友人たちでチームを組み、決められたコースを夜通し交代で歩く。日中は歌や踊り、トークイベントなどで盛り上げ、夜はがん患者や、亡くなった人へのメッセージを綴った灯籠「ルミナリエ」が幻想的にコースを照らす。最後は全員でコースを周り、24時間にわたるイベントはフィナーレを迎える。

 都筑区では初開催で、当日はセンター北駅前の芝生広場をリレー。そのほか支援者による座談会、チャリティーグッズ販売などが行われる。白戸さんは「がん患者支援と聞くと、雰囲気が重く感じて参加しづらいかもしれない。実際はリレーで仮装もできるし、とても明るいイベント。参加者ががんについて考えるきっかけになれば」と参加を呼びかける。

患者が願った都筑区開催

 白戸さんは昭和大学横浜市北部病院(茅ケ崎中央)で看護補助員として勤務する。闘病者と触れ合う機会が多く、リレー・フォー・ライフにも2009年から参加していた。都筑での開催を踏み切ったのは勤務先で出会った一人の闘病者の言葉。その患者は、このイベントを日本で広めようと精力的に活動していた人だった。長い闘病の末、昨年11月に息を引き取ったが、最期に「ここで治療してきたから、都筑でやりたかった」と言葉を残したという。その言葉が原動力となり、都筑での開催準備に奔走している。白戸さんは「今も区内で病気と闘っている人たちがきっといる。その方たちに、病気に立ち向かう勇気を贈りたい」と想いを語り、命をつなぐリレーの成功を願っている。

8月にプレイベント

 実行委員会は8月にプレイベントを予定。2日(土)の午後1時からモザイクモール港北、22日(金)の午後7時から昭和大学横浜市北部病院でイベントのPRとルミナリエの販売などを行う。またボランティアスタッフの募集も呼びかけている。詳細は【URL】http://relayforlife.jp/yokohamatsuzuki/まで。

都筑区版のトップニュース最新6

「子育てあるある」を一緒に

特別養子縁組おしゃべり会

「子育てあるある」を一緒に

27日、ポポラで

4月18日

ジャズ&トークで能登支援

ジャズ&トークで能登支援

21日、都筑区団体が主催

4月18日

「ゆわっこのおうち」開所

一般社団法人うるの木

「ゆわっこのおうち」開所

障害児の居場所の1つに

4月11日

レスリング日本代表に

都筑スポセン岡本景虎さん

レスリング日本代表に

11日からアジア選手権

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

50年後、区人口2/3に

横浜市人口推計

50年後、区人口2/3に

世帯数は約8割に

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook