一輪車 表現力で全国入賞狙う TWOLINK 芦田さん
一輪車を自分の足のように操り、スピンやバック走行など、その華麗さを競う一輪車競技。都筑一輪車クラブTWOLINKに所属する芦田紗恵子さん(加賀原在住・16)は11月23日(祝)に静岡県で行われる「全日本一輪車競技大会」のソロ部門の出場が決定し、現在その練習に励んでいる。「体の細かい部分にも注目してもらえるような表現力で勝負したい。観客一人ひとりを魅了するパフォーマンスができれば」と意気込む。
今年7月に行われた同大会のペア部門では全国入賞を果たした芦田さん。3年前にはイタリアで行われた世界大会のソロ部門で優勝を果たすなど、一輪車のスペシャリストだ。「(一輪車は)技の限界がない。難易度の高い技に挑戦して、成功した時がたまらない」とやりがいを語る。
演技中は落車した際、再び一輪車にまたがり、体勢を立て直す必要があるため、一つのミスが命取りになるという。「本番で理想通りにできたらうれしくて泣いちゃうし、ミスしたら悔しくて泣いちゃいます」とはにかむ。
10月13日には、一輪車で一分間にスピンする回数のギネス世界記録更新に挑戦。当日は台風の影響でコンディションも悪く、記録を塗り替えることはできなかった。全国の舞台ではその悔しさをバネに、華麗なパフォーマンスで上位入賞を目指す。「演技を終えた時に『うれし涙』を流したい」。将来の目標は世界で再び頂点に立つことだ。
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