全国的に蔓延し始めているインフルエンザ。市衛生研究所では市内約150カ所の医療機関を定点としてインフルエンザ患者数の報告を受け、その平均値を流行状況の目安にしている。
定点当たりの報告数によると、横浜市内では流行開始の目安となる数値1・00を超えた週が今年は11月17日から23日と、昨年より4週早い流行開始となっている。これは過去5年間で最も早い数字。その後も市内での定点当たり報告数は12月1日から7日までの間に8・04までに増加。12月11日には市衛生研究所が市内5区で注意報レベル(発令基準値10・00)に達したと発表するなど、依然流行は続いている。
区内でも11月17日から23日にかけて数値が市内で最も高くなるなど警戒が必要。23日以降一時数字は減少するも、12月1日から7日に再び7・80まで上昇しており、同研究所によると今後も数字は増加していくことが予想されるという。
「手洗いうがいの徹底を」
今シーズン市内で検出されたウイルスはすべてAH3亜型(A香港型)で、10歳以下の報告数が増加しているという。市衛生研究所は「帰ったら手洗いうがいを徹底することが大切。また、インフルエンザの見極めは難しいため咳が出たら早めに病院で医師にかかることが肝心」と話した。
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